壁子の壁と登り方

子供の弱視治療や子育ての壁、生活の壁、仕事での壁を解決方法と共にご紹介します

子供が弱視になる

こんにちは、壁子です。

 

2020年、まず最初に訪れた壁は子供が弱視だと判明した事でした。

弱視って何?

弱視とは眼鏡やコンタクトレンズで矯正しても視力が出ない状態の事で、近視、遠視、乱視、不同視、斜視、瞳孔不同などがあります。

先生から診断を受けたとき、

眼鏡をしても見えないって事?それだけが頭に残っていました。

ただ、そもそも私は眼鏡について知識が全くありませんでした。

だって壁子は目と歯だけはご自慢で困った事がなく、周りで生まれつき目が悪い人なんていなかったからです。ちなみに...目は2.0(今は悪くなって1.5)なので眼鏡なんて無縁でした。

弱視とは矯正しても視力が出ない事と言いましたが、

言い方を変えると、裸眼視力がいくら悪くても、目にあった眼鏡をかけて1.0の視力が出れば弱視とは言わないそうです。

体の成長とは違い、目の成長は8歳ごろまでにほぼ完成します。

それまでにどれだけ治療できたかで、その後が大きく変わるんです。

弱視のお助けマン『眼鏡』

眼鏡について全く理解がない私は、眼鏡は目が悪いからかける、なんか虫眼鏡みたいに物を大きく、ただ見やすくするものだと思っていました。

でも、眼鏡って違うんですね。

眼鏡をかけることは屈折異常を矯正すること、治療に繋がることだったんです。

弱視のお助けマン『アイパッチ』

視力が左右で異なる(片目が良くて、片目が悪い)場合、視力が良い方の目をアイパッチという眼帯シールを貼って隠します。

悪い方の目(弱視の目)をたくさん使うことで視力発達が促されます。 

ちなみに娘も左右で視力が異なるのでアイパッチを取り入れた治療をしています。

弱視と判明するまで

3歳児健診

生後初めて視力を測る機会でもある3歳児健診、弱視の早期発見にも繋がるのでしっかり検査と向き合う事が必要です。

ただ、聴力・視力検査は家に届いた検査キットを使ってやるんですね。

まだ3歳なので、子供によってはしっかりと検査出来る・出来ないがあるかと思います。

娘はたしかあまり集中していなかったと思いますが、一応その時は問題なく出来ていました。

もっとしっかり向き合っていればその時発見できたのかもしれないと少し後悔があります。

皆さんには是非子供が集中するまで、しっかり検査出来るまで何度も見てあげてほしいです。

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日常での違和感

娘は早生まれで保育園に入った当初クラス内では幼い方で、スプーンの使い方やお着替えなど周りは出来るのにうちはまだまだという感じでした。

『早生まれ=みんなより幼い』みたいなのがずっとあって、落ち着きがなかったり、集中していなかったり、それを早生まれに結び付けて軽視していたかもしれません。

ただ、今考えればこの落ち着きのなさ、目が悪いのが影響されていたかもしれません。

他にもこんな行動をしたら要注意だそうです↓↓

・落ち着きがない

・片目を隠すと嫌がる

・テレビとの距離が近い

・目を細めたり、顔をかたむけてものを見る

・極端にまぶしがる  など...

弱視を受け入れる

なんでうちの子が?

壁子は眼鏡なんて無縁な人生だったので、まずなんでうちの子が?とそう思いました。

今まで眼鏡をかけている子を見て可哀想と思っていたのに、いざ自分の娘が眼鏡になり本当に申し訳ないと思いました。

でも凹むより前に、目の成長には期限がある事、眼鏡は治療だという事を忘れてはいけません。

先生に言われたんです、「お母さん良かったですね、4歳で弱視見つかって」

眼鏡屋さんの方に言われたんです、「早期発見はラッキーですよ、十分治療できます」

まずは前向きに、弱視と向き合っていかないといけないなと思いました。

私に何ができる?

もちろん弱視についていろいろ調べたり、勉強しました。

でもやっぱり専門的な事はよく分かりません。

眼鏡をかけて頑張るのは娘なので、誰よりも大変なのは娘だと思っています。

なので私は単純に娘が喜ぶように、寂しがらないように、

レンズなし眼鏡(おしゃれメガネっていうんですか?)を買って、

出かける時はかけるようにしました。

家族でお出かけして写真を撮った時、一人だけ眼鏡は寂しいですもんね。

天気いい日に眼鏡かけて撮った写真、私と娘だけ見事に眼鏡キラーンって光って反射してました。笑

 

こんな感じで弱視の壁スタートです。

一喜一憂あるかと思いますが、楽しむことも忘れずに娘と一緒に挑みたいと思います。

 

次回以降もまた弱視治療について少しづつ書いていきますので、

宜しければご覧ください。