壁子の壁と登り方

子供の弱視治療や子育ての壁、生活の壁、仕事での壁を解決方法と共にご紹介します

豊かな心を生む言葉~私が言い続ける理由~

こんにちは、壁子です。  
本日は私の子育てでお勧めの言葉をご紹介致します。
子育ての壁、今後の育児に少しでもお役に立てればと思います。

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特別にしている言葉

私が特別言い続けている言葉は「ありがとう」と「だいすき」です。
どのご家庭でもこの2つは特別でもないし、当たり前だと思われるかと思いますが、様々な理由でこの2つだけは子育ての上で伝える頻度が特別違います。  

何故「ありがとう」なのか

シンプルな理由で感謝する心を基本としたいからです。
何かをしてもらった時に有難う、ご飯を食べたらご馳走様、これは与える側と受け取る側が存在します。受け取る側の感謝がなければ与える側の一方通行となり、感謝することでやっとコミュニケーションが生まれるのです。コミュニケーション能力を高める為にもありがとうは重要な言葉です。

何故「だいすき」なのか

抱きしめてあげるなどの態度も愛情表現として大切ですが、言葉に出して愛情を伝えるということは、間違いなく、誤解なく相手に伝わります。
愛されていると実感することは自立心も育ちます。逆に愛されていないと思うと親を困らせたり甘えたりする場合があります。自立心や自己肯定感など、愛情から育つ感情を意識しています。

母からの影響

驕りは捨てる

大人になってから私はよく母に驕り(おごり)は捨てなさいと言われてきました。
驕りとは自分の才能や地位などを誇りに思い、高慢な態度を取ることです。簡単に言うと、いい気になったり思い上がったりすることです。
凄いや偉いなどのプラスの言葉は相手に自信を与えますが、評価されることで自信から驕りへと変化することもあります。
子育てですごいね!と子供を褒めてあげることは決して間違っていないと思います。むしろ私も言います。でも驕りは捨てなさいと頭の片隅にあることで伝える割合や伝え方も変わってくるかもしれません。
子供の頃は何でもすごいでしょ!と自慢するのが当たり前ですが、成長と共に自信と驕りの分かれ道を理解しなければなりません。

言葉の力

言葉にしたことは自分自身に返ってくるとも言われ続けてきました。
子育てでは簡単に返ってきます。悪く言えば子供も真似して悪く言いい、自分に返ってきます。態度も影響することはあると思いますが、言霊という言葉があるぐらい、言葉には影響する力があります。声にする言葉、文字にする言葉、言葉は相手を傷つけることも幸せにすることも、影響することも出来るのです。

子供に定着していると実感したこと

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Twitterでも紹介したことがあるのですが、ふと溜まった絵を整理していた時あることに気が付きました。絵のほとんどには 「ありがとう」と「だいすき」があったのです。

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元気がない私を慰める為2人とも何か書いていたので、きっとママ頑張ってと書いてるのだろうと思いました。でもちょっと変わった絵が届きました。
頑張れという言葉はなく、ありがとうとハナマルをくれました。3歳の妹もお姉ちゃんの真似をして〇ばかり描いています。ちょっと予想外な絵だと思いませんか?
勝手な考えかもしれませんが、「ありがとう」と「だいすき」が基本だから相手を思いやる気持ちが大きいのかなと思いました。私自身頑張れという言葉よりすごく嬉しくて涙が溢れました。

おわりに

感謝と愛を伝える「ありがとう」と「だいすき」、それだけが良い言葉ではありません。でも 「ありがとう」と「だいすき」 は心を豊かに成長させる特別な言葉だと思います。コミュニケーションの上でも相手を思いやり、成長してからも人間の基本となる言葉です。
言いなさいと言わせる言葉ではありません。私たち自身がよく使うことで、子供にとってもそれが当たり前の環境となり、定着する言葉となるのです。