お勧めのポイント
カルタだからこその利点
男女問わず遊べるのがカルタです。よく聞いて、見て、手を動かす。他の遊びは大体自分主導の遊びとなるので、よく聞くという点では違いがあります。人の話をよく聞くという習慣づけは、大人から指導されるよりも、カルタのような遊びから習慣づける方が身につきやすいかもしれません。
また積極性も必要となりますから、遊ぶ楽しさだけではなく、遊ぶ中で生まれる力にも期待ができます。
カルタ遊びだけじゃない!他に2つも遊び方がある
このカルタは合計3つの遊び方があるんです。
①カルタ遊び 運★☆☆
通常のカルタと同じで読み札を読んで、その読み札に合った絵札をとります。
②坊主めくり(ばばばあちゃんめくり) 運★★★
百人一首の坊主めくりと同じ遊び方で、読み札と絵札全てをよく混ぜてから裏返して山積みにします。一人一枚ずつめくり横に置いていきます。めくった札の下になんのマークがあるか(ないか)で、札をもらえたり没収されたりします。ロシアン・ルーレットのように、めくる度に何が起こるか分からない、完全に運だめしの遊びになります。
③どうぶつあわせ 運★★☆
絵札だけを使用して、神経衰弱のように遊びます。ただ神経衰弱だと年齢によって遊ぶのが難しいかもしれませんが、めくった2枚の絵札で同じ動物(おばあちゃんも)が1つでもあればOKになるので、難易度は高くありません。むしろその動物を探す面白さもあります。
ユニークさがある
カルタ遊びでは、くいしんぼうカルタという名の通り、食べ物に関する読み札が多く、読んだらクスッと笑ってしまうような読み札もたくさんあります。読み手も読んでいて楽しくなります。
またイラストも五味太郎さんのどこか懐かしいイラストなのでとても可愛いんです。
どうぶつあわせでは、キツネとリスが似ているので、ぱっと見OKと思っても、よく見たらNGということもあって盛り上がります。
大人が頑張っても負けてしまう面白さ
記憶力・瞬発力・判断力の力を使うのが一般のカルタ遊びですが、坊主めくりやどうぶつあわせの遊びなら、プラスして運も必要です。ということは、遊び方によっては運が良ければ誰でも勝つ可能性があるということです。
このカルタなら手加減して遊ぶということはなくなるかもしれません。大人が頑張っても、3歳に負けることもあるので、家族みんなが本気で遊ぶことになるんです。
おわりに
カルタ本来の利点に加えて、年齢制限なく楽しめる要素を持っているのが最大の魅力です。最近我が家ではテレビを見る時間よりこのカルタで遊ぶ時間の方が多くなりました。家族で遊ぶ時間は家族で輪になる時間です。
これからクリスマスシーズンでプレゼントをお探しの方や、おうち時間を楽しむおもちゃ、長く遊べるおもちゃをお探しの方には大変お勧めです。