こんにちは、壁子です。
我が家の長女は春から小学生です。
子供の成長や習得するスピードは違うと分かっていても、就学前にこれは出来るようにさせたいと思うこと、もう〇歳なのに... もうすぐ小学生なのに...と焦る子育ての壁はありませんか?
そんな壁にお勧めの絵本があります。
そもそも出来るようにさせたいという思い、しつけで片付けていませんか?
この絵本はしつけることで習慣づけるのではなく、おやくそくとして習慣づけることを目的としている絵本です。
お勧めのポイント
子供一人でも読める
少しカタカナがありますが、 ひらがなが読めるお子さんでしたら大体理解することが出来ると思います。
ここでお勧めなのが、読み聞かせるのではなく、ひとり読みをさせてみることです。
もちろんひとり読みをしたがらない場合は読み聞かせでもいいと思います。
私は子供が読みたいときに、ひとり読みをさせていましたが、知りたいという意欲からか、この絵本はどんどんひとりで読み進めてくれました。
これが案外おやくそくを覚える意欲を高めてくれたように思います。
おやくそくの理由
おやくそくには必ずそれをおやくそくとする理由が書いてあります。
その理由の伝え方が、子供に伝わりやすい優しい言葉で書いてあるんです。
成長するにつれてきっとあるだろう悩みや壁をどうしたらいいのか、子供によっては難しい内容でも触れることで思い出すきっかけにもなると思います。
おやくそくリスト
最終ページにリスト化されているのですが、それを出来たらチェックすることが出来ます。
子供は目標があると頑張りやすいですから、全てチェックしたいと思えば率先しておやくそくを覚えるようになるかもしれません。
子供への影響
「おやくそくのえほんに書いてあったから」
ある日「おやくそくのえほんに書いてあったから」という長女の一言がきっかけで 、 内容を覚えているんだ、それを実行しようとしているんだと気がつきました。
実行してみようとする意欲と出来た時の達成感が得られる絵本です。
実際やってみたこと
長女がおやくそくとして覚えていて、自ら実践したことが2つあります。
嫌いな食べ物でも一口食べてみる
私もたまによく言っていました。一口食べてみれば?と。
でも長女は理由の方を覚えていたみたいで、昨日まで嫌いだったとしても、今日好きになることだってあるから、今日の一口を食べてみたそうです。そうしたら、今日美味しく思えてびっくりしたそうです。
友達を応援する。そんなことできないの?と言わない
友達ではないのですが、ある日妹とお絵描きをしていた時に、それも描けないの?と言っていたんです。でもすぐ気がついて、「そうだった、描けることが違うんだった」と言いながら代わりに絵を描いてあげていました。
親子で一緒におやくそく
おやくそく内容を親も覚える
普段の会話から、これおやくそくに書いてあったよね?こんな時どうするんだっけ?と一緒に思い出してみると、間違いを正すのではなく、一緒におやくそくを守るという共同の習慣づけになります。
意外に大人にも必要なおやくそくが書いてあるんですよ。
理由がポイント
〇〇してはダメ!と言っても、何故だめなのか、これを伝えるのは普段のしつけでも大事なことです。ついつい忙しさを理由に何故の部分が抜けていないのか、伝え方はそれでいいのか、普段の会話の見直しにも役立つのではないかと思います。
おわりに
しつけや教えは時に一方通行...でも考え方を変えてみて、おやくそくを一緒に守ろうとすれば案外簡単に習得できるかもしれません。
私はおやくそくの理由が好きで、他の事もこんな風に優しく子供に伝えられたらなと思いました。
機会がございましたら是非読んでみてください。