壁子の壁と登り方

子供の弱視治療や子育ての壁、生活の壁、仕事での壁を解決方法と共にご紹介します

あなたの言動、見られていますよ...

こんにちは、壁子です。

本日は子供が親の言動に影響を受けるメカニズムを実体験をもとにお知らせします。

子供が自分の話し方や行動を真似をしてると思ったことはありませんか?

実は最近子供が私の悪い口癖の真似をして恥ずかしい思いをしました

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なんで真似をするの?

愛着行動から

赤ちゃんって泣いたり、パパママの後を追ったり...親からの親密さを得ようと愛着行動をしますよね。

成長につれて表情を真似たり、話し方を真似たり、赤ちゃんの時から親密さを得ようとする対象、よく見ている対象は親なんです。

見ているんです、良いことも悪いことも

結局真似をする理由はもう本能に近いということですよね。親以外でも、これから周りの環境やテレビ・本などの情報も含めて影響を受けて、真似をする可能性があるということです。

私の実際に真似されたこと

いっぱいあり過ぎますが、ほんの一部を対応と共にご紹介します。

良いこと▶私の対応

泣いている妹に対して、お姉ちゃんが「おいで~」と言って抱きしめて抱っこすることです。これは私が子供に対して必ずやる対応です。

5歳が3歳を抱っこするので、まぁまぁ重いかと思いますが、一連の流れを真似してくれています。

▶私はお姉ちゃんに対して、助かるよ、ありがとうと伝えています。お姉ちゃんいい子だね~という評価はなるべくしないようにしています。

(影響を受けた本がこちらです)

お勧めの本『92歳の現役保育士が伝えたい親子で幸せになる子育て』 - 壁子の壁と登り方

悪いこと▶私の対応

お片付けをしない時など子供に注意する前に、私はよくカウントダウンをします。

私が10・9・8…とカウントダウンすると、子供達は「あ、怒られる‼」と思い行動が早くなります。

早く家に帰りたかったのでしょう、先日スーパーで子供から大きな声でそのカウントダウンをやられました。(とても恥ずかしかったです)

言葉遣いも含め悪いことの方が簡単に真似されます。

▶真似されて良くないと思ったことは、ごめんね、ママが間違っていると教えるようにしています。ママも間違えることがある、それはよくないからママも言わない、やらないとその都度伝えています。

自分の幼少期と重ねる

親の言うことを素直に聞いていましたか?

私の父は仕事上歴史の本をよく読んでいて勉強家、母は専業主婦で家事・育児・祖母の介護に追われていました。

ふと思い出したのですが、学生時代母から勉強しなさいとよく言われて嫌な思いをしていたけれど、隣で本を読む父からひと言勉強頑張ってと言われると、母にはない受け入れる気持ちがありました。

逆に家事・育児に関しては母の助言だけが受け入れられるんですよね。

これは父だから、母だからの違いなのでしょうか。

親の姿を見せる

最近私は国家試験の勉強をしているので、家族といても勉強することが度々あります。

そこで子供に勉強して欲しい時、絵を描いて欲しい時は私が勉強中に誘うようにしています。

ママも一緒に勉強しているのが面白いのか、以前とは全く違う集中力です。

ここでも子供はよく親を見ていることを感じました。

おわりに

改めて思うのが、良いことも悪いことも見られているということです。ただし完璧の振る舞いを見せることで、子供が完璧になるとも限りません。

ではどうすればいいのか...見られているという意識だけだと思います。

なるべく悪い言動は控えて、もし悪い言動をしてしまったら訂正をする。間違ったことをしたら素直に謝る、訂正をするのは、もし子供に置き換えたらやってほしいことになりませんか?

大人になると謝ることや訂正をするのはなかなか難しいですが、よく見られているという意識を大切に、子供に素敵な姿を見せてあげてください。