壁子の壁と登り方

子供の弱視治療や子育ての壁、生活の壁、仕事での壁を解決方法と共にご紹介します

弱視治療(1~3カ月)~失敗した事~

こんにちは、壁子です。
本日は弱視治療経過をお伝えします。

どのように始める?

眼鏡に慣れる

初めて眼鏡をかけると今までの感覚とだいぶ異なりますので、まずは慣れる事が重要です。眼鏡屋さんからも言われましたが、特に階段は最初手を繋いで感覚を覚えてから一人で上り下りするようにします。
私の娘は眼鏡をかけると大きく見えると言っています。眼鏡によって大きく見えたり小さく見えたり、空間視の違和感が生じますので、まずは家の中で慣れる事から始めます。
ただ低年齢の子供ほど慣れるのが早いそうなのであまり心配することはありません。私の娘もすぐに慣れました。

 

アイパッチの始め方

最初は屋内の時だけ付けてみて、慣れれば屋外でも利用を始めます。
手前の視力の方がすぐに発達しやすいので、しばらくは屋内で手先を集中させるような遊びを中心にトレーニングすると効果的だと思います。
効果的な遊び方については前回のブログを参考にしてください。

kabeko.info

 

定期検査

私の娘は左目が弱視で視力に左右差がある為アイパッチを取り入れ弱視治療を行っています。病院にもよるかと思いますが、 月一回の定期検査で視力が訓練により向上しているのか確認します

 

 

f:id:Kabeko:20200717151953j:plain

 

お勧めのトレーニング方法

屋内

ビーズ遊びや間違い探しはお勧めです。子供が好きな遊びでないとなかなか続かないとは思いますが、特にビーズは絵柄を作って固めて作品としてもいいですし、一回一回崩してまた遊ぶのでも十分楽しめます。
今は100円ショップに型入りのビーズが売っています。星やハートなど型の種類も様々、ビーズの色も様々です。
同じ色で並べてもいいですが、娘は色合いをどうするか考えながら模様を描くようにビーズをおいて遊んでいます。考えることがプラスするので、かなり集中力が高まります。

屋外

なるべく遠くを見るようにしています。遠くにある木や鳥を探したり、遠くのものを弱視の目でしっかり見る練習です。
我が家では遠くを見て10秒、目の前を見て10秒と「遠く+近く」を繰り返し見るトレーニングもしています。これが功を奏しているかは分かりませんが、遠くを見ることは良いトレーニングになると眼科医も言っていました。

失敗した事

実は最初の3カ月間で、半分はアイパッチを付けていなかったのです。眼鏡はずっと付けていましたが、アイパッチの効果を実感出来ず、何となくつけるのを忘れるということが多くなりました。
視力に左右差がある場合、眼科医と相談の上アイパッチを取り入れましょうとなれば、必ず毎日最低2~3時間利用し続けて効果を確認するべきです。この日はやる、やらないというように不定期ですと効果も確認しづらいです。

定期検査結果

初回検査結果:右1.5 / 左(弱視)0.4
1カ月目: 右1.5 / 左(弱視0.8
2カ月目: 右1.5 / 左(弱視0.8
3カ月目: 右1.5 / 左(弱視0.8 (手前の視力0.8、遠くを見る視力は0.5だそうです)
 
次回以降も引き続き治療経過を書いていこうと思います。